もりげき八時の芝居小屋第150回公演 ボーイズドレッシングプロデュース

「4.48サイコシス」

作/サラ・ケイン 翻案・演出/ベロ・シモンズ

 

2016年11月23日(水・祝)~25日(金) 

会場:盛岡劇場タウンホール

【夭折の天才たちに想いを馳せ作り上げる、血肉の入り混じった壮絶なドキュメント。】

ボーイズドレッシング代表で演出のベロシモンズです。
なんかすげー脚本なんでしょ?という興味本位で脚本を海外から取り寄せた7年前。ゆーっくりと読み進めてきました。カート・コバーン、ジム・モリスン、ジャニス・ジョップリン、 ヒース・レジャー・・etc僕は27、28で死んだ天才達と同じ年齢になってきました。彼らは一体何者だったのか?27歳、28歳、何を感じてたのか?
サラケインは28歳で死にました。僕もギリギリ28歳です。彼女は演劇をやっていました。僕もやっています。この作品をPLAYすることで何かわかるんじゃないか?
彼らと僕らの違い若しくは共通項。
演出プランはこれを書いてる8月現在ほとんど決まってません。ノートに書いたのは唯一『色んな手段で、彼女の言葉を、真っすぐに伝える事』ただそれだけです。
深い孤独と戦い死に呑まれた女の、強大な作品に対峙した男達の、そしてそれを看取る事になるお客様の、血肉入り交じった壮絶なドキュメントになるでしょう。劇場で お待ちしてます。

 

【英国発·世界中で上演され続ける難作にボーイズドレッシングと斎藤英樹が挑む。】

 

1971年生まれのイギリスの劇作家、サラ・ケイン。
『吐き気がするような汚辱の響宴』と評され賛否両論を巻き起こした処女作『Blasted』を皮切りに演劇界においてセンセーションを巻き起こす。
本作『4.48サイコシス』は彼女の遺作であり、これを書き上げた1週間後に28歳の若さで自ら命を絶った。
鬱病の発症、闘病の末、明け方の4時48分。彼女はこの時間に目覚め、薬が切れ覚醒した意識の中書き上げたこの作品はト書きや役名などは書かれず、ダイアローグや詩、数字の羅列など で構成された極めて希有な戯曲となっている。
現在も世界中で上演され続けるこの難解な作品に挑むのは、この夏旗揚げしたばかりの劇団ボーイズドレッシング。役者として迎えるのは盛岡を代表する劇団ゼミナールの作家・演出家・俳優として知られる斎藤英樹。
死の間際、彼女は、我々に、何を遺してしまったのか?

 

【出演】

斎藤英樹(劇団ゼミナール)

あぶ潤(ボーイズドレッシング)

 

ベロ・シモンズ(ボーイズドレッシング)

 

【公演日時】

2016年11月

23日(水・祝)〜25日(金)20:00

 

※全3ステージ 

※上演予定時間80分

 

【会場】

盛岡劇場タウンホール

(岩手県盛岡市松尾町3-1)

 

【スタッフ】

作 :サラ・ケイン

翻案・演出:ベロ・シモンズ(ボーイズドレッシング)
舞台監督:田口淳史(WRISTBAND.JAPAN)

舞台美術:ケニー・ゴールドマン(フリー)

音楽・演奏:Kenichi Fukuhara(フリー)
照明:田村史法(現代時報)

照明オペ:アラキヨシヒト(ex.臨時休校)

宣伝ビジュアル :土川拓未(ボーイズドレッシング)
制作:ボーイズドレッシング

 

制作補:西田詩織(劇団ちゃねる)